トミヤ本店

2018 24 Jan

印鑑の彫刻は?

いつもブログをご覧いただきありがとうございます

 

印鑑販売会タイトル

 

印鑑を選ぶ上でのポイント、三回目

今回のテーマは 『 彫刻 』 です

 

 

印鑑の彫刻には

大きく分けて二種類の方法があります

 

“ 手彫り ”“ 機械彫り ”

 

手彫りの中にも

通常の篆刻師 ( てんこくし ) と

厚労省認定の彫刻技能士資格を持った篆刻師

二種類に分けられ

彫刻料の価格差は3倍近く変わります

 

一方、機械彫りでも

光電式彫刻機とコンピューター彫刻機の

二種類のケースに分けられ

最近ではコンピューター彫刻機が主流です

 

そして

資格を持った彫刻技能士による彫刻と

機械式彫刻を比較すると

その価格差は約5倍にも広がります

 

つまり、一般的な安価なハンコは

そのほとんどが機械式によるものです

 

 

では、なぜ

わざわざ手彫りをする職人さんがいるのか

 

 

理由の1つがこちらです

 

 

あるお店での印鑑コーナー

 

 

日本で一番多い名字といわれる 【 佐藤 】

 

同じものだけで

10個も準備がされていることが分かります

 

さらに

そのうち半数以上の6個が

どなたかによって

お求めされているということもうかがえます

 

もちろん

このようなハンコが悪いわけではありませんが

実印や銀行印など

重要なシーンで使う印鑑として

安心安全かどうか

 

手彫り = 手作業であることから

基本的に全く同じ印影ができないので

複製や悪用を防げる意味で

セキュリティ面で優れているといえます

 

 

また、手彫りの醍醐味は

独特の “ 色と味 ”

 

 

たとえ同じ彫刻内容であったとしても

それぞれの職人さんの個性が表れます

 

 

今回、トミヤとして

皆さまの大切な印鑑作成をお任せする

篆刻師

 

渡辺桃千

 

渡辺 桃千( わたなべ とうせん ) 先生

 

厚生労働省認定

印鑑彫刻1級技能士

 

 

皆さまも記憶に新しいかと思いますが

東日本大震災の際

津波に耐えた < 奇跡の一本松 >

 

その原木から

当時の復興担当大臣の

公印を作成するという企画で

全国から印章技能士が選ばれた時の

お1人でもあります

 

日本古来の職人技を守り

時の重さを印鑑に込めることを大切に

 

 

 

作成まで少なくとも

1か月はいただくことから

お急ぎの方に向きませんが

一生モノとしてお持ちいただく印鑑として

ぜひお任せいただきたく思います

 

印鑑販売会タイトル

 

以上が、印鑑の 『 彫刻 』 となります

 

ご自身の分身ともなるからこそ

オンリーワンの一本を

ご準備されてはいかがでしょうか

 

 

次回は、印鑑を作る上での

姓名判断について

お伝えさせていただきます

 

 

 

〒700-8538 岡山市北区表町2-2-83

℡ 0120-16-1038

トミヤ本店 佐藤