トミヤ本店
印鑑のサイズは?
いつもブログをご覧いただきありがとうございます
前回から
印鑑を選ぶ上でのポイントを
お伝えさせていただいております
今回のテーマは 『 サイズ 』
“ 丸くて小さいもの ” という
イメージは皆さま同じですが
使用用途に応じて
推奨されているサイズが異なることは
意外と知られていません
ここで
サイズをご紹介する前に
『 長さ 』 についてもお伝えさせていただきます
昭和初期から中期頃
印材が貴重であった時代には
1寸2分( 36mm丈 )
1寸5分( 45mm丈 )
短いサイズの印鑑が流行しました
反対に
印材が豊富に揃うようになると
75mm や 90mm といった
長い印鑑を作ることが
権力の象徴であった時代もあったそうです
現在では
60mm ( 2寸丈 ) の長さが一般的です
持ち手の持ちやすさと携行性の良さから
ケースもほとんどが
60mm 用として準備されています
一部、安価な印鑑を
目にすることがありますが
その多くは長さが短いことも
特徴として挙げられます
では、『 サイズ 』 の話に戻ります
こちらの表が
トミヤとしておススメさせていただく
大きさの一覧となります
実印の場合
実印とは
市区町村役所へ印鑑登録を行い
印鑑証明を受けた印章を意味します
あまり小さな印鑑では
認印や銀行印と
混同してしまうことも考えられるほか
市区町村ごとの条例で
微妙に規定は異なっていますが
そもそも
実印として登録できない場合もあります
また、特に男性様ですが
名字だけでなく
フルネームでの刻印を
希望される方が多いことから
印鑑の中では比較的大きなサイズを
実印として選ばれます
合わせて、16.5 mm ~ 18.0 mm は
どっしりとしたイメージもあることから
大きな決断をする際に用いられる実印として
好まれているとも考えられます
銀行印の場合
銀行印とは
金融機関での出納に使用する重要な印鑑です
銀行や郵便局
口座の開設時や借入時
保険のご契約など
金銭に関わる契約全般で使用されます
ここでは男女問わず
13.5 mm ~ 15.0 mm が
一般的なサイズとされています
コンパクトに収まることから
手に馴染むサイズともいえますし
実印・銀行印・認印を
区別するために
サイズに差をつける方もいらっしゃいます
認印の場合
認印とは
お仕事や事務作業
就職や進学の際の提出書類
その他として
軽微なご契約書類全般で使用されます
おススメさせていただくサイズの
一覧表には掲載しておりませんが
実印・銀行印より
小さなものをご提案させていただきます
以上が、印鑑の 『 サイズ 』 となります
重要なシーンで使う印鑑だからこそ
人前で使用して
恥ずかしくないものをお選びください
次回は、印鑑の彫刻について
お伝えさせていただきます
〒700-8538 岡山市北区表町2-2-83
トミヤ本店 佐藤