クロノファクトリー表町
【番外編②】キングセイコーってどんなブ...
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
クロノファクトリー表町店の岡﨑です。
今回は、キングセイコーのブランド解説後編!
前編をまだ読まれていない方は、是非前編(3月10日投稿)もご覧ください☆
前編では、グランドセイコー(以下GS)とキングセイコー(以下KS)の
ブランドコンセプトの違いについてお話ししました。
後編では、製造拠点と、デザインが似ている理由についてお話しします(*^-^*)
今年1月22日に発売されたキングセイコー復刻限定モデル(SDKA001、税抜35万円)
セイコーは当時、2つの製造拠点を擁していました。
長野県にある「諏訪精工舎」(現:セイコーエプソン株式会社)と
東京・亀戸にあった「第二精工舎」(現:セイコーインスツル株式会社)の2つです。
※セイコーインスツルは現在千葉へ移転
両拠点はそれぞれ独立した時計製造を行っていました。
こうして製造することにより、互いの技術力が高めることができるからです。
「セイコー」という一つ屋根の下
GSとKSはライバルとして、互いに切磋琢磨し合っていたというわけです☆
そうして1960年に諏訪精工舎からGSが誕生し
翌年の1961年には第二精工舎からKSが誕生しました。
左:1964年に発表されたGSセルフデーター(セルフデーターは、日付表示機能のセイコー独自の呼び方)
右:1965年に発表された、2代目キングセイコー(今年1月に発表した限定復刻モデルのオリジナル)
ここで1つ疑問が浮かびますよね。
同じ製造拠点で時計を製造していたならまだしも
全く別の場所で製造したのに、なぜデザインが似るのでしょう・・・?
もうお分かりの方もいると思います。
KSがGSを意識していたからです!
諏訪精工舎では、スイスの時計に対抗して時計製造を行っていました。
一方、第二精工舎は、そんなライバルの諏訪精工舎を意識して時計製造を行っていた訳ですから
GSとKSが似てしまう訳です・・・(*'ω'*)
写真でもわかるようにケースサイズやインデックスのデザイン等
GSとKSは本当にそっくりです。
正直いうと、私もパッと見見分けがつきません(笑)
でも、両ブランドにこういった背景や関わり合いがあることを知ると
キングセイコーの見方、時計の良さをさらに感じられると思います♪
前編と後編に分けて、大まかにキングセイコーの解説をさせていただきましたが
楽しんでいただけましたでしょうか!
これからも色んなブランドを時々解説しますので
ご期待ください( *´艸`)
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岡﨑 伊織
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