クロノファクトリー表町
【番外編①】キングセイコーってどんなブ...
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
クロノファクトリー表町店の岡﨑です。
本日のブログは、番外編!
「キングセイコー」ってどんなブランド??
今年1月、セイコー創業140周年を記念して
キングセイコーの復刻モデルが”限定”という形で発表されました。
全国の販売店や海外でも、この限定モデルは非常に人気を博し
クロノファクトリーでも、発売前から多くの問い合わせを頂きました!
ということで今回は、キングセイコーのブランドに着目し
前編、後編に分けて、どういったブランドなのかを解説いたします☆

(キングセイコーのアイコンである盾モチーフ)
キングセイコー(以下KS)は、1961年~1975年頃まで製造されていた
セイコーの一大コレクションです。
皆様ご存じの”グランドセイコー”(以下GS)は、1960年に誕生。
セイコーの中で”GS”と”KS”は、約14年間併売されていました。


左:1964年に発表されたGSセルフデーター(セルフデーターは、日付表示機能のセイコー独自の呼び方)
右:1965年に発売された、2代目キングセイコー(今年1月に発売した限定復刻モデルのオリジナル)
ブランド・モデルが誕生した年も近いうえ、デザインもほぼ一緒に見えますね・・・。
一体どう違うのか分かりづらいですが、大きく違う部分があります。
それは、時計を製造するにあたってのブランドコンセプトです。
GSは「最高の普通」、「実用時計の最高峰」というコンセプトを掲げ
スイスの時計に対抗した時計製造を、今日に至るまで行っています。
現在もそうですが、当時もGSは非常に高級品であり
裕福な人じゃないと手にできないようなブランドでした。
当時の大卒の初任給は、約13,000円。
それに対してGSは・・・なんと約25,000円!
どうやら、三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)に数えられた
家電とほぼ同額とのこと・・・(゚д゚)!
それに対しKSは、当時の価格にして約12,000円。
「お仕事頑張ったらなんとか買えるかも・・・(*´з`)♪」
というような価格帯でした。
かといって、粗悪な素材を使っているというわけではなく
一般庶民をターゲットにしたハイエンドコレクションであったというわけです。
・・・と、今回はここまで!
次回は、GSとKSの製造拠点などの話を紹介いたします!
今回のブログで、少しでもキングセイコーに興味が湧いた方は
是非次回のブログもご覧ください!
それでは次回のブログでまたお会いしましょう!

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