Omotecho Style Store
TIE YOUR TIEのシャツ☆
こんにちは!!太田です。
本日はタイユアタイのシャツを紹介させて頂きます。
南イタリアの提携の工房で作られたシャツは着心地もよく、暑い時期でもストレス無く着て頂けると思います。
一見シンプルな白シャツですが、よく見ると細部にこだわった作りになっています。
まずは襟ですが、芯地が入っていないので
襟のロールがとてもきれいです。
続いて第一ボタンですが、よく見ると斜めにボタンホールが作られています。
なぜかというと第一ボタンはネクタイのノットがくるところで、
紳士の身だしなみにおいてとても大事な部分です。
斜めにするとホールド力が高まります。
第一ボタンは外れてはいけません!!
はずすとカジュアルになってしまうのがシャツの第一ボタンです。
同時に着たときにボタンがホールの中で右左に移動できる可動率も高まります。
この一手間が、首周りの着心地を大きく左右します。
さらにホールド力が高いのでネクタイのノットの安定感も高まり、首元がとても美しくなります。
もちろん、袖も後付けです。
大量生産のシャツだと脇から袖まで一直線に縫う為、この脇の線がぴったりくっついています。
これだと真横に袖が来てしまいます。
実は人間の腕って垂らすと真横ではなく、少し前に来るんですね。
なので身頃を作った後に袖は袖だけで前側に付けるんです。
そうすることで腕が動かしやすくなるので着心地が格段に良くなります。
この背中のギャザーも意味があり、腕や体を動かす時には基本的に背骨よりも前側に動きます。
なので前側よりも後側の生地を多く取っておく必要があります。
そこで生まれた技術がこのギャザーです。
ミシン縫いではありますが、かなり高度な技術を要します。
これによって着心地は格段に良くなります。
最後はこのボタンを留める縫い方です。
鳥足という縫い方で、下の一つの穴から上・右上・左上の穴に糸が通してあります。
そうすることでボタンが色んな方向に動ける可動幅を持たすことができます。
それがボタンを留めやすくして、前側の生地の引っ張りに
上手く対応してくれるので着心地も良くなります。
これだけでなく、着心地を追求してアームホールなど動きの多い箇所はハンドステッチで仕上げられていたり、
かなり細部にわたりこだわった作りです。
価格は\38,000(税抜)とシャツにしては高いと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
むしろこれだけディテールにこだわっている事を考えると安いぐらいの価格設定だと思います。
是非、一度お試しになって頂きたいです。
やはりタイユアタイのセッテピエゲタイとの相性バッチリです。
8月はタイユアタイのフェアを予定しております。
フェアの詳細はスタッフまでお問合せ下さい。