タイムアート

2015 22 May

グランドセイコー 9Fクオーツムーブ...

グランドセイコー 9Fクオーツムーブメントの素晴らしさについて

一部ご紹介します。

「クオーツを超えるために、このクオーツは生まれた」

「年差」という高精度を誇るだけではありません。

機械式の腕時計の強いトルクがなければ回せなかった
太く堂々とした重い針の動力源として開発された
「ツインパルス制御モーター」。

秒針が目盛りを正しく示す指示精度を向上させるため、
機械式ではテンプに使われているひげぜんまいを組み込んだ
「バックラッシュオートアジャスト機構」。

2000分の1秒で切り替わる「瞬間日送りカレンダー」。

保油性を高める高気密構造「スーパーシールドキャビン」。

それまでのクオーツムーブメントでは考えられなかった数々の新機軸を盛り込み、
実用的な腕時計の心臓部として、あらゆる細部にこだわった最高峰のクオーツ。

それが9Fクオーツムーブメントです。

540回の検温

クオーツの水晶振動子は温度変化に弱い、という弱点があります。
1秒間に32,768回という振動数が、温度によって上下してしまうのです。

仮に1秒間に32,768回の振動数が1回変わると、計算上では1年間で約16分もの誤差になってしまいます。

そのため時計内部の温度を1日に540回センサーで測り、水晶振動子の振動数の誤差を補正しています。

震える秒針

歯車は「遊び」がなければ回転できません。しかしその「遊び」が秒針の震えの原因になってしまいます。この震えを押える機構は従来からありましたが、その効果にグランドセイコーの開発者たちは満足しませんでした。

9Fクオーツでは、ひげぜんまいを備えた歯車を、秒針の動きを司る歯車につなげ、ぜんまいのバネの作動で「遊び」を極限まで減らすことで、秒針の的確で美しい動きを実現しました。 これがバックラッシュオートアジャスト機構です。

秒針の的確で美しい動きを実現したこの機構には、機械式時計の心臓部を構成するひげぜんまいが使用されています。

今回ご紹介する商品はSBGV015

価格:¥324,000(税込み)

ケースサイズ:39.00mm 

もちろん年差クオーツ

グランドセイコーの機能美の中に、都会的なエレガンスを表現したデザイン。せり出したサイドラインやケース上面のザラツ鏡面が存在感を放つ一方で、優美さを演出しています。ケース側面下部に逆斜面を施すことで薄くエレガントに見せるとともに腕あたりも優しい形状に仕上げています。一段高くした中駒に広めの鏡面の斜面を施した3列駒のブレスレットは、メリハリを効かせた輝きとシャープなデザインがより一層モダンでエレガントな表情を演出します。ダイヤルはツヤのある黒色で、若々しい精悍な表情に仕上げています。

9Fクオーツムーブメントについてご紹介しましたが、是非店頭でご確認下さい。